ハタを立てろよ!

ワーホリで英国に来た男の一旗揚げるまでの軌跡と雑記になる予定。

【コメディ大国?イギリス】Bethnal Greenのスタンダップ・コメディに潜入してみたぜ!その1

イギリスってコメディ大国なのか?

と、思うことがイギリスに来てからけっこうありました。例えば、フリーペーパーや駅で見かける広告など。そういった日常で見かけるコメディの頻度が日本人の「お笑い」に対する意識と、イギリス人の「コメディ」に対する意識の差を象徴しているように思っていました。

あるいはテレビでちらっと目に入ったコメディアンのパフォーマンス。これが衝撃だった。その時に見たような動画がありましたので取りあえず見ていただきたい。

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ちょっと全体がわかりにくかったかも知れないですが、どうでしょう?すごい規模じゃないですか?一番遠い席から演者は豆粒のような大きさにしか見えないのではないかと思います。そしてなんとたった一人でこの大観衆を爆笑の渦に。

チケットがいくらするのか気になりますが、それ以上にギャラも気になる。ちなみにこの動画に出ている会場はキャパは12,500人だそうです。なんかもっといそうな気もするけど。

日本でも音楽系のイベントであればこれ以上のお客さんが集まることはあると思いますが、日本のお笑いでこれって多分ちょっとありえないですよね?よくは知らないけども。だって演者は一人ですよ?

最初はこんなんテレビで見てるほうが絶対良いじゃん、って思いましたけど、そこまでイギリス人が惹かれるコメディの魅力ってなんなんだろ?という好奇心が湧いてきたのも確かでありまして。

 

英語でコメディが理解できるかってことはとりあえず置いといて、機会があったら行ってみようと思っていた所、Timeout Cardの特典でもともと£10のところが、無料でコメディを見に行けるという特典がもらえたので、Bethnal GreenにあるBackyard Comedy Clubというところに行って来ました。

ちなみにTimeout Cardについて気になる方はコチラからどうぞ。通常£49となっていますが、自分はセール?で£15で買えました。ブラックフライデーとかそういうタイミングだったような気がしますがたまにセールはやってるみたいです。けど£15は多分あまりないかも。ちなみに実際使ったのはこれが初めてですのでそのポテンシャルはまだ未知数…。

 

Bethnal Green駅から南へ徒歩2,3分。周囲は割と閑散としててしかも看板が煌々と目立っておりましたので簡単に発見。いざ中へ。

開始はPM8時からなのにも関わらずなぜか、7:15には会場に行かなければいけないという謎の縛りがあったのですが、入ってみると納得。中にバーが併設してあるんですね。ここで始まるまで酒でも飲んでろや、ってことでしょうか。

この↓写真の奥の方から更に奥のコメディ会場(?)に繋がる通路が通ってあって、その手前でコメディ鑑賞をする人はチケットを買ったりする。自分はTimeout Cardで来たんだ、ってことと名前を伝えたら手にスタンプが押されました。あとは時間まで待機。

 

7:50頃に入ってみたところ。なんとなく部屋の大きさが伝わりますでしょうか。ただの勘ですが多分100人以上は入るんじゃないかな〜。

あっという間にほぼ満席状態。

 

 意外と前のほうが空いていたのでこの辺の席に付いてみました。ステージに近い席はテーブルもあって、食べ物や飲み物を置いて飲食しながら鑑賞できるみたいです。チケットの料金に差はないはずなので、来たければ前にどうぞって感じでしょうか。

結局8時をいくらか過ぎてからショーが始まりました。公演中は写真が禁止、って言われてたわけでもなかったのですが、撮影するのがなんとなく憚れたのであまり撮っていないのです。

唯一パフォーマンス中の写真。わかりにくいですがこの人は赤髪で立派な体系、金色スニーカー+全身タイツ(?)みたいな格好でした。見た目のインパクトで攻めてくるとは、ちょっと日本のパターンとも似ている。ただ、この人は喋ったり歌ったりしたものの、じつは司会進行役です。

 

パフォーマンスが始まって、やはりというか気づいたこと。この司会の方は積極的に観客に話しかけてきます。それも観客全体ではなく個人に対して。

一人の男性はステージに挙げられてオペラを歌わされたり、即興でラップをさせられたりしてました。これって日本でやったら素人の人は地獄だと思いますが、なんとステージに挙げられた男性はまさかのパフォーマンスを発揮して観客から大きな喝采が。自分もよくアメリカのオーディションショーさながらに呆気にとられてしまったw

また逆に客が演者に対して意見を言ったりするシーンもチラホラ。そして延々絡んでくる客に対して別の客が野次を飛ばしたり。日本だと客席とステージでははっきりと線引されているような感じがしますがこっちだとその線がかなり曖昧のようでした。

 

続く。

 

今回行ってみたところ→Backyard Comedy Club