CAXTON FXのカードについて基本スペック等を整理してみる
この記事について
イギリスから旅行する時にユーロなりドルなり外貨を調達する時に、なるべくコストをかけずに両替するにはどうすればよいのか、なんてことを日々考えたりします。その内の方法の1つとしてエジンバラに住んでた頃のシェアメイトに聞いたCAXTON FXというカードを作ってみましたので紹介します。使ってみた感想の記事もありますのでよかったら見てみてください。
CAXTON FXとは??
CAXTON FXはマネパカードと似たような機能を持つカードです。ベースとなる通貨を銀行口座からカードに充当し、その上で外貨に両替します。それを海外での会計や現金を引出して使うというのが利用方法です。
チャージや両替の操作はスマホのアプリやオンライン、電話を使い、好きなタイミングで行うことが可能となっています。
他に海外送金のサービスも扱ってるようですが、私は今のとろこ使う予定はありません。ちなみにwikiの情報によれば会社自体は2002年にスタートアップ企業として登場したみたいです。
参考:Caxton FX - Wikipedia, the free encyclopedia
使用できる通貨は?
CAXTON FXにチャージしたお金は以下の14種類の通貨に両替が可能です(マネパカードは5種類)。このラインナップが優れているのかどうか、正直私には判断が難しいのですが、パッと浮かぶ中で私が使ったことのあるベトナム・ドンが入ってないですね。
USD(アメリカ・ドル)
EUR(ユーロ)
CHF(スイス・フラン)
CAD(カナダ・ドル)
AUD(オーストラリア・ドル)
NZD(ニュージーランド・ドル)
ZAR(南アフリカ・ラント)
JPY(日本円)
HKD(香港・ドル)
PLN(ポーランド・ズロチ)
SEK(スウェーデン・クローネ)
DKK(デンマーク・クローネ)
NOK(ノルウェー・クローネ)
両替のレートは?
私が一番気になるのがこの点なのですが、全部の通貨を検証するのも大変なので、とりあえず日本円と米ドルを取り上げてみたいと思います。検証方法としては現時点でGBPからそれぞれの通貨に両替する時に適応されるレートと、同時点でXE.com(市場のレートとみなす)で表示されるレートを比較します。厳密に言えば若干の時間差は出てしまいますが、そこ目をつぶってください(笑
各サイトで表示されたレートと、その差をまとめたのが以下の表です。
参考:XE - The World's Trusted Currency Authority
表を見て分かる通り、およそ1通貨単位当たり2.1〜2.2%程市場のレートと乖離があります。これすなわちCAXTON FXの取り分、利用者から見たら両替の手数料というイメージで良いと思います。両替した時点で2%以上もお金が減っちゃってるってことですからねー。これはあまり直視したくないところではあります(笑
やっぱ2つだけだと不安なので、先日旅行に行って来たスウェーデンとデンマークの通貨も表に入れてみます。
やはり2%前後の差がでますね。できればこの表に空港の両替所のレートなんかも入れたいところですが、情報が見つからないので割愛します(ここが一番大事なんだけど・・・)。
CAXTON FXカードの作り方は?
カードの利用申請は以下のサイトからできます。まずはサイトから利用者の情報を入力し、その後以下の書類2つの画像をメール(あるいは郵送)で送付します。
・The photo page of your passport
・ONE of the following items, dated within the last three months: a gas, electricity, water, home telephone (not mobile) OR council tax bill, OR a bank statement (not credit card), OR your current full driving licence.
私の場合はバンクステートメントを使いました。支店に行って頼めばその場で簡単に作ってもらえます。ファイルを添付してメールを送った翌日にはアカウントが作れましたという連絡が来ました(メールに記載のリンクをクリックして完了)が、実際にカードが手元に来るまではさらに数日時間がかかります。
カードが届いたら使用前に裏面にサインをすることと、PINコードを覚えておきましょう(自分で決められませんので)。
最後に
いやー、ここまでまとめるの大変だった。肝心のどれだけお得に両替できてるのかってところがイマイチ判ってないままですが、調べる方法が見つかったら情報追加しておこうと思います。
検証方法も歪なのも重々承知してますが、これを気に利用を考えてみようとか、参考になったとかって人がいたら幸いです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます!気に入っていただけましたら記事をシェア、またコメントを頂けると嬉しいです!次回もよろしくお願いします!('w')